私たちの祈りは?
ルカ 11:5-13
本日の聖書は祈りの確実性を教えている個所です。
1-4節は主の祈りが紹介されています。
マタイでは主は異邦人や偽善者の祈る態度と区別して、真の信者に正しい祈りの姿勢を教えている個所ですが、反面、ルカは弟子たちの要請により主イエスのご生涯の下半期のユダヤ地での働きの中で教えていると書いてあります。
特に5-8節で「また、弟子たちに言われた。「あなたがたの
うちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。『友よ、パンを三つ貸してください。旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。』
すると、その人は家の中から答えるにちがいない。
『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』
しかし、言っておく。その人は、友達だからということでは起きて立ち寄った何か与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きて来て必要なものは何でも与えるであろう。」7-8節を見ますと友たちから願われた人の最初の
反応は食べ物がないからではなく、自分の都合で
貸してあげないと言うことです。そして最終的には
食べ物を与えるのですが、それは友たちとの友情ではなく
相手のしつこい要望に応じることです。
しかし、私たちの神様は反対に神の民が求める前から
知っておられるお方です。祈りが終わる前でも与える
ことが出来ることが可能な全能な神様です。
ですから祈ってすぐに神様からお返事ないから諦めない
ようにして下さい。遅れても忍耐を持って待つことが
出来る信仰者になりましょう。強く頼んだ結果について13節で「このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」
真の祈りは自分の目的を達成するためではなく、神様の御心を求めることです。