(待降節第四週)
主の使者洗礼者ヨハネ
マルコ書1:2-8
本文2節「預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、あなたの道を準備させよう。」主の道を準備したのが洗礼者ヨハネです。聖書は洗礼者ヨハネを使者と呼んでいます。
旧約聖書の預言でメシヤを送ることのイザヤ40章には書かれています。イザヤ40:3節「呼びかける声がある。主のために、荒れ野に道を備え、わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。」、しかし、ここだけではなく、マラキ書3:1節「見よ、わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。あなたたちが待望している主は突如、その聖所に来られる。あなたたちが喜びとしている契約の使者、見よ、彼が来る、と万軍の主は言われる。」
そして、韓国語の聖書マラキ書4:5節、日本語は3:23節「見よ、わたしは大いなる恐るべき主の日が来る前に預言者エリヤをあなたたちに遣わす。」
主イエスは洗礼者ヨハネのことを主の日が来る前に預言者エリヤであると語っています。
神様は福音を広く伝えるために、御子イエスの働きを効果的に遂行させるために準備した、主イエスが来られる前、つまりBC700年の前から預言者を通して語っていました。 つまり主イエスを遣わす前に主の道を準備するために神様は洗礼者ヨハネを準備したのです。
主イエス・キリストは神様の御子として、人間として、この地上に来られました。その主イエスの救いの働きを効果敵に伝えるために、その道を準備するために洗礼者ヨハネを使者として、働き人として遣わしました。
2節で備えると言う言葉は準備する意味もありますが、「顧みる」と言う意味もあります。
そもそもそのことは主イエスが来られる前に堕落したこの世の人々を悔い改めせて、メシヤが来られる時、主イエスを救い主として迎えることを示唆しているのです。
いよいよクリスマスが迫って来ました。待降節の期間中、私たちは主のために何を準備していますか?
洗礼者ヨハネは主の道を備えましたが、今年の待降節は何を準備してむかえましょう。