(聖霊降臨節)
使徒2:1-4
聖霊が下ると
2023年度聖霊降臨節を迎えれました。二千年前に主イエスの弟子たちと共に120人ほどの兄弟姉妹たちが
一つの場所に集まり、祈りに専念した時に、主の約束の聖霊が下りました。その時の状況を表現した聖書が本日の聖書箇所であります。使徒2:1-4節「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」この出来事は瞬間的に行ったのです。聖霊が下った時、一番大きな出来事はやはり4節です。「すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」
主イエスは十字架の前にこのように語りました。
ヨハネ16:7節「しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。」確かに主はご自分は天に上げられた後に約束の聖霊が来ると言うことであります。つまり、主イエスが今度は聖霊として来られるということであります。
聖霊が下るとまず、①悔い改めに導きます。
悔い改めることは過去から去ることであります。そもそも悔改めることは回復を意味します。回復には希望があります。私たちが絶望の中におっても神様は悔い改める人には必ず希望を与えて下さいます。
②聖霊が下ると、私たちにはビジョンが与えれます。つまり、夢が与えれます。
ヨエル書3:1節「 その後/わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。あなたたちの息子や娘は預言し/老人は夢を見、若者は幻を見る。」夢を失っている人には何の期待もありません。その当時の弟子たちと他の兄弟姉妹も主イエスが十字架に付けれて死んだ後、彼らは希望を失ってしまいました。そのうな場所に聖霊が下りました。