サルディス教会に送る手紙
黙示録3:1-6
1節「サルディスにある教会の天使にこう書き送れ。『神の七つの霊と七つの星とを持っている方が、次のように言われる。「わたしはあなたの行いを知っている。あなたが生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。」ここで「七つの霊」は聖霊を意味するのです。「七つの星」は教会の霊的な指導者、長老を表するのです。ヨハネ15:16節「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。」主は「わたしはあなたの行いを知っている」と言うのはつまり本質を知っていると言うことです。私たちの目には見えないが、主は全てをご存じであることです。そして、「あなたが生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。」ということです。つまりあなたの教会は有名な教会です。教会の建物は素晴らしいかも知れません。
しかし、全てが良くても霊的に無気力な教会、霊的には何も実りがない教会であります。人間的なことは良くても神様が求めてないことであるならば、死んでいる教会であると厳しく指摘しています。サルディス教会が多くの開拓教会を支援した教会であるから自負心が強い教会でした。
2節「目を覚ませ。死にかけている残りの者たちを強めよ。わたしは、あなたの行いが、わたしの神の前に完全なものとは認めない。」しかし、サルディス教会はまさに眠っている状況でした。ですから主は目覚めさせようとするのです。主の力から離しているサルディス教会でした。
ビジョンもなく、生ぬるい信仰に対する主の戒めであります。霊的に緊張し、艱難と苦しい時は目覚めているが、全てが整えている時、平安な時は眠っている状況になっているかも知れません。今、私たちはどうでしょうか? いつも目覚めていた信仰者でしょうか?