(四旬節第四週) 春の伝道集会
とこしえに輝く人
ヨハネ書 1:35-42
アンデレは目立つ弟子ではありませんでしたが人々をよく導きました。
一つ目は、シモン・ペトロ。アンデレは元は洗礼者ヨハネの弟子で、ヨハネがイェス様を見て「見よ、世の罪を
取り除く神の子羊」と言うとイェス様に即従いました。師に従い学ぶ心があり良い事を知らせる心で、兄シモン・ペトロに「私たちはメシアにであった」と伝えて連れて行き、一番弟子と言われるペトロが誕生します。
二つ目は、小さな子供。(ヨハネ6:5‐13)イェス様の5千人以上の人々の食事の質問に、フィリポは金銭不足の否定的な返事をし、アンデレは「パン五つと魚二匹を持つ少年がいますが、大勢では何の役にも立たないで
しょう」と答えながらも、イェス様なら?と紹介し、小さな子供の少ない捧げ物を幾倍にもされたイェス様の
大いなる奇跡を見ます。
三つ目は、何人かのギリシア人。(ヨハネ12:20,21)「イェス様に会いたい」と言ってきたギリシア人達を
フィリポがアンデレに相談したので、イェス様に会わせてあげ、フィリポだけでは心が弱い時、積極的に導き、彼らに十字架の死を通した永遠の福音が伝道されました。ある聖書学者は、アンデレが第1章で一番国内伝道をし、第12章で一番海外宣教をした。と言っています。アンデレは、愛する主に出会い信じて従い続け、証し
続けることが出来ました。肯定的な考えで行動し、優しく温かい心で、兄弟や隣人、子供をもアシストして
励まし導きました。ダニエル書12章3節には「多くの者の救いとなった人々は、とこしえに星と輝く」とあります。私も皆さんも、アンドレのようイェス様を証する優しく温かな心を持った伝道者となることを願います。