四旬節第二週
恵みを受ける四旬節
ルカ4:25 - 27
2023年度四旬節の期間です。
四旬節の英語の意味は「LENT」と言います。元々の意味は「春」と言う意味です。
寒い冬から暖かい春に変わる季節のように、私たちの信仰も過去の信仰から新たに生まれ変わる期間であると言う意味で四旬節として守って来ました。
信仰が成長しない理由は色々とありますが、根本的なものはやはり訓練であります。四旬節は信仰の訓練期間でもありましょう。私たちが神様を信じると告白しながら、自分の思いや計画で信仰生活を送る場合がかなりあります。
24節でイエス様「そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。」その後、25節-27節で旧約の話しをされます、「確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、
エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。
また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」ここに登場する人物は二人とも神様の恵を受ける自覚がある人はいませんでした。しかし、神様は二人に神様の恵を通して、神様を信じることが出来るように導くことを教えています。つまり、神様は自ら人間を訪れて恵みを下さるお方です。創世記28章に書かれていますが、
ヤコブが故郷を離れて荒野で一人になっていた時に、神様が訪れてきました。創世記28:13節「見よ、主が傍らに立って言われた。「わたしは、あなたの父祖アブラハムの神、イサクの神、主である。あなたが今横たわっているこの土地を、あなたとあなたの子孫に与える。」
私たちが辛い時、試練の時、いつも私たちの側に来てくださるお方です。今年の四旬節は神様の恵を体験するように