四旬節第一週
苦難のしもべイエス
マルコ8:31-35
2023年度四旬節が始まります。今年も復活節の日まで主の苦難・十字架の苦しみを覚えながら歩みたいです。
聖書に書かれている多くの人物は苦難を乗り切った人でありました。人の生きる勇気は神様を信頼し、頼ることに信仰が現れるのです。詩編56:4-5節「恐れをいだくときわたしはあなたに依り頼みます。神の御言葉を
賛美します。神に依り頼めば恐れはありません。肉にすぎない者がわたしに何をなしえましょう。」
31節「それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。」イエス様がこのように語った時、ペトロは32-33節「しかも、そのことをはっきりとお話しになった。すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、 ペトロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」ペトロの失敗は自分が思うことばかり語り、神様のこと、イエス様のことは考えなくて語ったと思います。
そして、「長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され」と書かれています。そこに集まった群衆はマタイ
27:24-25節「ピラトは、それ以上言っても無駄なばかりか、かえって騒動が起こりそうなのを見て、水を持って来させ、群衆の前で手を洗って言った。「この人の血について、わたしには責任がない。お前たちの問題だ。」
民はこぞって答えた。「その血の責任は、我々と子孫にある。」、ピラトはイエス様が罪のない人であることを知りながらも自分のために十字架につけるように命じるのです。主イエスは私たちを救い、」永遠の命を与えるために十字架を背負い死なれました。」ですから34節「 それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」
主の十字架の苦しみを覚えて行く四旬節。