礼拝の回復
ヨハネ4:20-24
本日の本文は有名なサマリアの女の話です。
18節「あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけだ。」ここで一般的では、女性が悪いと言う先入観を持って夫を5人も変えた女、性的に堕落した女のように見まれますが、実はその当時の風習では女が離婚を申し出る時代ではないし、離婚の権利も女性にはない時代です。おそらく5人の男に利用され、振り回されたと思います。相手の事情を知らなく、批判したり、裁く場合があります。
19節「女は言った。「主よ、あなたは預言者だとお見受けします。」ここでの会話を見ると最初に主イエスに出会った時は心が開かれない状況でしたが、19節を見ると、雰囲気がまったく変化していることが分かります。
サマリアの女の態度を見ると18節「「あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけだ。」、19節「女は言った。「主よ、あなたは預言者だとお見受けします。」、20節「わたしどもの先祖はこの山で礼拝しましたが、あなたがたは、礼拝すべき場所はエルサレムにあると言っています。」サマリアの女は最初は心の傷があって、心が開かれていることがわかります。彼女の心は歪んでいたのです。
しかし、主イエスに出会って、その傷の心は癒されたのです。主イエスと会話をする内に預言者であることを知るようになりました。人生の悩みから礼拝の話に会話を変えて行くようになりました。私たちも主イエスに出会うことによって、心の傷が癒されるのです。サマリアの女は本質的な飢え渇くことが日ごろにありました。つまり礼拝に関する飢え渇きがありました。しかし、サマリアの女は自分の家庭の問題や自分自身の問題に対しては主イエスに会話をしていません。礼拝の問題が解決出来れば、自分の問題と家庭の問題が解決出来ることをよく分かった人でした。
礼拝は人生の問題の解決の鍵であることをサマリアの女は
知っていました。。ですから礼拝の中で主に出会うこと、主の御声を聞くことがどれ程大切であるかを教えている本文です。礼拝は霊と真を持って捧げるべきです。