ヨハネ20:11-18
主との愛の対話
今日の聖書箇所は、イエス・キリストが十字架において死なれた後の出来事です。弟子たちは皆イエスから離れてしまいましたが、その時さえイエスのそばにいたのは、信仰のある女性たちでした。イエスさまが葬られてから三日になった時点でマグダラのマリアは墓にきました。ところが、墓を閉めていた石は転がっており、イエスの遺体はなくなっていることを目にしました。
マリアはこのことにより、悲しみながらどうすればいいのかさえ分かりませんでした。その時に、主の天使が現れ、マリアを慰めようとしました。しかし、イエスを愛したマリアはあまりの悲しさから天使であることさえ分からず、そして復活なさったイエスさまさえも見て分かることができなかったです。
その時に、イエス様はマリアに愛をこめて、マリアの名前を呼んでくださいます。その時にこそ、マリアはイエスさまが自分のそばにおられること、そして復活なさった素晴らしい出来事に気づきます。同じく、今もイエス・キリストは私たちの名前を知り、また名前を呼んでくださいます。主は愛をこめて、皆さんお一人一人の名前を呼んでくださいます。
イエス様への私たちの愛はどうでしょうか。その愛は現在形でなければなりません。その愛の対話があれば、また深まり、わたしたちを慰め、また使命を与えて下さいます。
武庫川教会の信徒の皆さん。世の何よりも私たちのため、死なれて復活なさったイエス・キリストだけを愛する皆さんとなることを願います。そして今も生きておられるイエスさまと愛の深い対話ができる皆さんとなることをお祈りいたします。