イスラエル民族は荒れ野の生活後、毎年①過越祭②七週祭③収穫祭の三大祝祭を行った。祝祭のとき彼らは盛大な祝宴を催し、神様に感謝讃美した。今日のキリスト教会の三大祝祭は①イースター②収穫感謝節③クリスマスである。詩編150編は讃美の章(讃美せよ11回)、136編は感謝の章(感謝せよ、原文では4回、翻訳文では意訳して26回)である。
1.超越の하나님(神)を礼拝し讃美する者になった故に1-3節
我らが崇拝する神は超越な方。最高の方。万有の主なる神である。
この方は永遠に恵み(慈愛)深い方である。この方は三位一体で、唯一な方である。我らは宗教博物館(八白万の神)のような偶像崇拝に満ちた国で하나님(唯一の神)を畏敬し信じて感謝しつつ栄光を称える者になった。神が行なわれた御業を知る前に超越の神、最高の聖なる方を礼拝。讃美する者になったことは奇跡である。
2.創造主、神の驚くべき御業を知った故に4-9節
聖書は하나님(神)が天地満物を創造されたことから書き始まっている。創造の順は①光 ②大空 ③陸地、海、植物 ④太陽、月、星ら ⑤水中生物、空飛ぶ鳥ら ⑥陸地の動物 ⑦最後に人である ①から⑥までは被造物の最たる人間のために創造された。神の知恵、宇宙で星群らが軌道を秩序整然と運行するのは神の業である。人間が生きるには水や光は最も重要である。
3.救贖主イエス・キリストを信じて救われた故に10-22節
我らは人間として神の一般恩恵を受け、特にキリスト者として特殊恩恵をうけた。私のような者が救贖主イエスを信じて救われ、神に属する者になったこと以上に大きな奇跡はないであろう(讃頌歌410,405)。神の選び聖霊の働き、導きがなければ信仰をもつことは出来ない。
使徒パウルは罪人の最たる自己が救われたことは主のめぐみであると断言した(テモテ一1:14ー15、エフェソ2:8-9)。旧約時代、救贖主は ①イスラエルをエジプトから(出6:6-) ②バビロンの捕囚から救い解放した(イザヤ43:1、44:6,24,48:20,49:7等)神である。しかし新約以後、救贖主はイエス・キリストである(コリント一1:30、コロサイ1:14、ローマ3:24等、讃美歌183-202は救贖の讃美)。
4.霊的かつ肉体的に必要な糧を与えてくださる故に 23-26節
愛なる神はイスラエルをあらゆる奇跡で救出し荒れ野で必要な食物、水らを与えて飢え渇き死させなかった。イスラエルがカナンに倒着出来たのは神の永遠、絶対、不変的愛、守護、導きによっだ。我らは何時何処で何をするにも神に感謝し栄光を現すべきである。
主なる神は ①超越の主(1-3節)、②創造主(4-9節)、③救贖主(10-15節)、④守護、導きの主(16-22)、⑤食物を与える主(23-25節)、⑥頌栄の