四旬節第1週
先週13:17-22、23-25、26-27、38-41節はパウロの説教でありますが、その結論部分が今日の聖句であります。
説教を聞いた人々の反応を見て下さい。
42節「パウロとバルナバが会堂を出るとき、人々は次の安息日にも同じことを話してくれるようにと頼んだ。」
そちらにいる人々はパウロと一行とは初対面であります。その場所はパウロトバルナバは全然知らない場所であります。しかしながらパウロは大胆に福音を宣べ伝えました。彼らは説教を聞いて感動を受けました。彼らは次の安息日にも来て話してくださいと頼んであったのです。
彼らは霊的に飢え乾いた状況でした。福音はこのように人々に力を与え、感動を与えるのです。43節「集会が終わってからも、多くのユダヤ人と神をあがめる改宗者とがついて来たので、二人は彼らと語り合い、神の恵みの下に生き続けるように勧めた。」ユダヤたちがパウロの話を聞こうとして集まりました。これが福音の力です。
福音はどんどん聞きたくなるのです。今日の私たちは福音は聞きたくないと言われています。44節「 次の安息日になると、ほとんど町中の人が主の言葉を聞こうとして集まって来た。」しかし、すでに一週間が過ぎたということです。聖書では「ほとんど町中の人」と書かれています。本当に驚くことが起こりました。パウロやバルナバも
このような反応を見て驚いたと思います。福音はこのように人を変える力があります。福音を聞きたいと言う姿勢で教会に来ないと人は変わらないのです。真の福音はイエス・キリストが死者の中からよみがえったことを信じることであります。そのお方が私たちの中に内住しますと人は変わるのです。水が変わり葡萄酒に変わるように変わります。パウロとバルナバはアンティオキア地域ではこのような軌跡を体験してなかったのです。さて、このように神様の働くところには必ずサタンの攻撃が起こるのです。
45節「しかし、ユダヤ人はこの群衆を見てひどくねたみ、口汚くののしって、パウロの話すことに反対した。」
私たちが恵まれると必ずサタンは攻撃します。
このような霊的ば攻撃を恐れず、戦いましょう。主の十字架の力によって勝利をする信仰者になりましょう。