待降節(アドベント第三週)
奇跡の中の奇跡
ルカ 1:26-38
本日は待降節・アドベント第三週目を向かえられました。奇跡と言う言葉は辞書では「常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事。特に、神などが示す思いがけない力の働き。また、それが起こった場所。」と言われています。聖書の中にも様々な奇跡の話が書かれていますが、聖誕節の出来事ほどの
奇跡がありましょうか。いよいよ来週は聖誕節を迎えます。神様であられるイエス・キリストが人間として
お生まれになったと言うことです。しかし、それだけではなく、処女マリア、即ち男を知らない女性が御子持ったと言う奇跡は奇跡の中の奇跡であります。
12月近くなりますと百貨店や街角ではクリスマスツリーを飾り、キャロリングの歌が流れます。
しかし、ここにはイエス・キリストは存在しません。
イエス・キリストのないクリスマスは意味がありません。現代のクリスマスはイエス・キリストよりむしろ
サンタさんが主人公であるようになりました。
イエス・キリストの誕生は人間の力によって成就されたことではなく、神様の予言によるものでした。
32-33節「その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」、サムエル(下)7:12節「あなたが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。」本文31節「あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。」
今年の聖誕節の奇跡の中奇跡を体験しましょう。
35節「天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。」