イエスは誰でしょう?
マタイ16:13-23
1.イエスは神の国を伝え、病を癒し、あらゆる奇跡としるしを行いました。しかし、それを行うことによりイエスは誰なのかについて意見が分かれました。
その当時のユダヤの宗教指導者だけではなく、一般の市民たちもイエスについて意見が分かれました。
その人たちの論争の中心の主題はやはり「イエスは誰でしょう?」という質問でした。
その方はどういう人で、奇跡としるしを行われる原動力はどこから出てくるのか、に関することでした。
2.ペトロは16節で「シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。」ここでペトロが告白しているように「イエスは神の子」であると、しかし、その方はキリスト、即ちメシアであるということです。
イザヤ53:3-5節「彼は軽蔑され、人々に見捨てられ多くの痛みを負い、病を知っている。彼はわたしたちに顔を隠しわたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。
彼が担ったのはわたしたちの病彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのにわたしたちは思っていた神の手にかかり、打たれたから彼は苦しんでいるのだ、と。彼が刺し貫かれたのはわたしたちの背きのためであり彼が打ち砕かれたのはわたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによってわたしたちに平和が与えられ彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」
3.救いの実体であり、本質であります。神の身分でありながら、神と等しいお方です。弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。
弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。このペトロの告白はキリスト教信仰の中心教理であり、本質であります。
イエスは今も生きておられ、神の子、メシアです。
4.ペトロの告白の後にイエスは初めて教会の単語を使い、教会の基礎と本質について語りはじめました。
5.福音の本質であり、実体はイエスです。