カインの子孫
創世記4:16-22
人類の先祖、アダムの堕落とその結果による神様の審判に関する話、そして、アダムとエバがエデンの園から追い出された後、生まれたカインとアベルの話やアダムとエバは神様の命令を背き、約束を破りました。即ち、不従順の罪を犯した瞬間から罪の種は恐ろしいがん細胞のように人間の生活の中に浸透していることが分かりました。
そもそも人間は罪責感に取られて、神様から避けらず、神様の御声から離れないで、神様の御声に耳を傾ける信仰者になることであります。
神様はご自分から離れようとする人間に近づき、「どこにいるのか」と声をかけられるお方です。
16節「カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。」人間は神と共にいる時は幸せですが、神から離れると不幸になります。
つまり言い変えますと神様の信仰から離れ、信仰をあきらめると不幸になるのです。カインは神から離れてしまいました。それは家出をしている子供と同じでした。私たちは何があっても神の家を出るような信仰者にならないように、教会を離れないでください。
カインは弟アベルを殺す前には、神様にささげものを
定期的に捧げていましt。しかし、その事件後から神様へのささげものをやめてしまいました。即ち、神様から離れました。彼は神様と交わりを切ってしまいました。ですから私たちは問題が上手くいかなくとも、苦しみが続いていても、自分が願わないことが起っても神様を期待し、
神様と共に歩まなければなりません。
私たちが続けて罪を犯しても、神様は私たちをあきらめません。私たちを放棄しません。神様は私たちを赦し、回復させて下さる誠実なお方、憐み深いお方です。
16節で「エデンの東、ノド(さすらい)の地」となっています。ここで「ノド(さすらい)の地」、地名が書かれています。この文脈からアダムとエバは神様から離れていることを明らかにしています。罪の結果は逃げても解決は
出来ません。隠れても解決は出来ないのです。
私たちは信仰を継承する信仰の系図を持つ信仰者に
なりましょう。
堂 会 長 梁栄友 牧師
名誉 長老 林秉魯 朱瞮中
長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙 朱京中 趙舜元