四旬節第三週
出エジプト12:1-11
過越の小羊の血
神様は430年間エジプトで奴隷生活をしている、イスラエル人を救うためにエジプトのファラオ王の元から、救い出します。その前日に神様はモーセとアロンに全イスラエルに命じるように言われた。
2⁻11節「「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。イスラエルの共同体全体に次のように告げなさい。『今月の十日、人はそれぞれ父の家ごとに、すなわち家族ごとに小羊を一匹用意しなければならない。もし、家族が少人数で小羊一匹を食べきれない場合には、隣の家族と共に、人数に見合うものを用意し、めいめいの食べる量に見合う小羊を選ばねばならない。その小羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。用意するのは羊でも山羊でもよい。
それは、この月の十四日まで取り分けておき、イスラエルの共同体の会衆が皆で夕暮れにそれを屠り、
その血を取って、小羊を食べる家の入り口の二本の柱と鴨居に塗る。そしてその夜、肉を火で焼いて食べる。また、酵母を入れないパンを苦菜を添えて食べる。
肉は生で食べたり、煮て食べてはならない。必ず、頭も四肢も内臓も切り離さずに火で焼かねばならない。 それを翌朝まで残しておいてはならない。翌朝まで残った場合には、焼却する。 それを食べるときは、腰帯を締め、靴を履き、杖を手にし、急いで食べる。これが主の過越である。」
なぜ、神様は「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。」と言われたのでしょうか。
それは過ぎ越を守ることにより、新たな時代が始まる
ということを示しているのです。
今までの暦をすて、新しく神様から与えられるユダヤ
人の暦を与えられました。コリント第一5:10節
「 だから、キリストと結ばれる人はだれでも、
新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」神様は捧げものを「小羊は、傷のない一歳の雄でなければならない」と言われました。傷のないことを強調しているのでしたら小羊を用意するように言われたのです。そして、「家族ごとに小羊を一匹」を用意するように命じています。
堂 会 長 梁栄友 牧師
名誉 長老 林秉魯 朱瞮中
長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙 朱京中 趙舜元