助けて下さる神様
詩編 30:1-11
この詩編の表題は「賛歌。神殿奉献の歌。ダビデの詩」
となっています。しかし、ダビデは神殿奉献を見ていない
人でした。この詩編は多くの人々に影響を与え、後ほど
ダビデと関係なく、神殿奉献式に歌として採択されたという神学的に言われています。
この詩編はダビデが罪の恐ろしさが大きいかを経験した
内容です。6節「平穏なときには、申しました「わたしはとこしえに揺らぐことがない」と。」
ダビデはやっとイスラエルには問題がなく平穏な時を迎え
ていたと思いました。これからは永遠に揺らぐ事のない時代であると思いました。実はダビデはこのような気持ちに
なった時はありましたか?そのような状況からダビデは
恐れを感じました。7節「主よ、あなたが御旨によって砦の山に立たせてくださったからです。しかし、御顔を隠されるとわたしはたちまち恐怖に陥りました。」
2-3節「わたしの神、主よ、叫び求めるわたしをあなたは癒してくださいました。主よ、あなたはわたしの魂を陰府から引き上げ墓穴に下ることを免れさせわたしに命を得させてくださいました。」
多くの神学者たちはダビデがこの時犯した罪はサムエル(下)24章の内容を根拠に言われています。人口調査を
したことです。今まではダビデは神様を信じ、信頼して
来ました。国が平穏となり、イスラエルの人口、つまり
兵士たちの数を調べてみたら、周りの国から簡単に攻めて
くるような状況ではないので、平穏な時代になることを
予想したからです。人間的に考えますと人口調査したことがそんなに罪になりますか?と聞きたいです。
詩編51:11節「神よ、わたしの内に清い心を創造し新しく確かな霊を授けてください。」
ダビデは王座よりは神様との交わりがより大切でした。
8-10節「主よ、わたしはあなたを呼びます。主に憐れみを乞います。わたしが死んで墓に下ることに何の益があるでしょう。塵があなたに感謝をささげあなたのまことを告げ知らせるでしょうか。主よ、耳を傾け、憐れんでください。主よ、わたしの助けとなってください。」
ダビデが悔い改めた内容です。神様はダビデの真実な
祈りに答えてくださるのです。
堂 会 長 梁栄友 牧師
名誉 長老 林秉魯 朱瞮中 朱京中 趙舜元
長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙