創世記 2:4-7
人を創造する
創世記1章には神様について語り、2章では人について語っているのです。全宇宙と歴史、人生の主体は創造主の神様です。1章1節から2章3節までは神様の名前は「エロヒム」、つまり全能なる神、力ある神様であることを強調していますが、2章4節からは神様の名前が「ヤーウェ」となっています。つまり、愛の神、憐みの神であることを強調しています。旧約聖書では「ヤーウェ」という
神様の名前が6,823回記されています。
4ー6節「これが天地創造の由来である。主なる神が地と天を造られたとき、地上にはまだ野の木も野の草も 、生えていなかった。主なる神が地上に雨をお送りにならなかったからである。また土を耕す人もいなかった。 しかし、水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。」この箇所は神様が最初の神の国について書かれています。聖書はそれを「園」であると表現しています。
5-6節「地上にはまだ野の木も、野の草も生えていなかった。主なる神が地上に雨をお送りにならなかったからである。また土を耕す人もいなかった。しかし、水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。」
神様はこの世の自然法則を作り、自らの力で動けるようにしたのはありません。雨が降り、植物が育てる過程も
神様の御業の中で動くのです。神様は人間だけは他の被造物と違うように創造し、全ての創造物の管理者として立て
ました。創世記1:26節「神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
7節「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」
人間の肉体の材料は塵であった。つまり、尊い者ではない
存在ですが、神様は「鼻に命の息を吹き入れられた。」
これは人間が人間が肉と魂で創造されました。即ち、動物とは違うのです。神様が命の息を吹き入れたので、神様と共に呼吸するのです。
堂 会 長 梁栄友 牧師
名誉 長老 林秉魯 朱瞮中
長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙 朱京中 趙舜元