詩編41:1-13
祈りに答える神様
この詩編はダビデの祈りです。
4節「わたしは申します。「主よ、憐れんでください。あなたに罪を犯したわたしを癒してください。」
この箇所から見るとダビデは大変つらい思いをしているように見ます。恵みというのは失敗し、過ち、罪を犯して
いる状況の中でも、主が癒し、回復して下さることを言
います。人間の力では恵みを現実に引き寄せることは不可能です。5-9節「敵はわたしを苦しめようとして言います。「早く死んでその名も消えうせるがよい。」 見舞いに来れば、むなしいことを言いますが心に悪意を満たし、外に出ればそれを口にします。
わたしを憎む者は皆、集まってささやきわたしに災いを謀っています。「呪いに取りつかれて床に就いた。二度と起き上がれまい。」わたしの信頼していた、仲間わたしのパンを食べる者が威張ってわたしを足げにします。」
ダビデに訪問に来た人々は友達や友人ですが、ダビデが
病気なると敵になっている状況となったのです。
その人々はダビデが早く死んでその名も消えうせるがよい
と思っているのです。9節「わたしの信頼していた仲間、わたしのパンを食べる者が威張ってわたしを足げにします。」ダビデは人々には恵みを求めることが出来ないことを
悟りました。私たちはその問題で挫折したりします。
ダビデは何の病気であるのかはわかりません。
13節「主をたたえよ、イスラエルの神を/世々とこしえに。」ダビデが健康状態がよくないけれども人々から
裏ぎられていても心から讃美します。
最後には讃美と祈りで終わる詩編です。ダビデに臨んだ
神様の恵みは体の健康が良くなっているのではなく、
つねに体は痛いのですが、神様の恵みを信じていたのです。その確信があったので、讃美と祈りが出来たのです。
神様は相変わらず、自分を愛しているのを信じていた。
そして自分と共に歩んでいることを確信していた。
11節「そしてわたしは知るでしょうわたしはあなたの御旨にかなうのだと敵がわたしに対して勝ち誇ることはないと。」主を信頼し、祈る信仰を手にしましょう。
堂 会 長 梁栄友 牧師
名誉 長老 林秉魯 朱瞮中 朱京中 趙舜元
長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙