ペトロ第一 4:7-11
信仰者の決心
2020年度の最終の主日の礼拝となりました。「光陰矢の如し」という日本のことわざがあります。
古い年を送り、新年を迎えようとしています。
最後の主日を迎える信仰者として決心が必要でしょう。
7節「万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。」
ここで「万物の終わり」とはイエスが昇天して、再び来られる日までのことです。パウロはテモテ第二3:1-5節
「しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、 ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を 否定するようになります。こういう人々を避けなさい。」
そして、ヤコブもヤコブ5:8節「あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。主が来られる時が迫っているからです。」ここでは「心を固く保ちなさい。」と勧めています。パウロはローマ12:1ー2節「こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。 あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」
このように勧めているように、今年は何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれることを行って過ごしたのかを考える時間になりたいです。信仰者は思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈ることが出来るようにと決心を
して行きましょう。そして、8節「何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。」
愛にあふれる教会と信徒になりましょう。