大いなる神
詩編8編1-9節
詩編8編の表題は「指揮者によって。ギティトに/合わせて」となっていますが、詩編の中にこのような表題は詩編81編、84編があります。
ある神学者はこの詩編の表題を「天文学者の歌」と名づけるひともいます。自然を創造された神様をほめたたえる詩
であります。2節「主よ、わたしたちの主よ/あなたの御名は、いかに力強く/全地に満ちていることでしょう。天に輝くあなたの威光をたたえます。」誰も自然の美しいものを見たら感動します。しかし、自然を創られた神様を褒めたたえる人は多くありません。この詩編を書いたダビデは自然の美しいことも歌いますが、それを創造された神様を褒めたたえています。3-4節「幼子、乳飲み子の口によって。あなたは刃向かう者に向かって砦を築き/報復する敵を絶ち滅ぼされます。あなたの天を、あなたの指の業をわたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。」神様がおられなかったら人が大事であることが
分かりません。人は宇宙全体に比べたら存在感が低くなります。5節「そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょうあなたが顧みてくださるとは。」、6節「神に僅かに劣るものとして人を造り/なお、栄光と威光を冠としていただかせ
しかし、神様は他の被造物より人を大事にするお方であります。人間は神の形に創造されたと聖書は言われています。神様は宇宙を創造したのも人間のために創造しました。
7ー9節「御手によって造られたものをすべて治めるようにその足もとに置かれました。 羊も牛も、野の獣も
空の鳥、海の魚、海路を渡るものも。」
ダビデは神様が創造された自然を見て感動したのであります。24時間主を仰ぎみる目が開かれたのであります。
ローマ5:8節「しかし、わたしたちがまだ罪人で あったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。」、神様は私たちが信じがたいほど愛しています。
聖書を悟らなければ信仰は成長が出来ません。