第1週待降節
冬が与える霊的な恵み
マタイ書24:16-21
2021年度待降節を迎えました。旧約聖書の預言、約束を
成就するために主イエス・キリストはメシアとして来られました。しかし、そのメシアを来られることを待ち望む期間を待降節として守って来ました。それが2,000年前に成就されました。この待降節の期間、聖誕節の期間は冬であります。冬は寒いですが、備えて行く人には冬は暖かい時間であります。冬を準備した人は冬は豊かになります。
テモテ(第二)4:21「冬になる前にぜひ来てください。エウブロ、プデンス、リノス、クラウディア、およびすべての兄弟があなたによろしくと言っています。」
ここで「冬」という言葉は色々と解釈がされますが、
霊的な冬と言う意味としては終末のことを意味します。
人生に与える恵みと戒めを敬虔することです。
冬は休む季節でもあります。多くの動物は冬ごもりに入る季節です。植物は葉っぱが紅葉になります。
人生の冬が来る前に準備する信仰者になりましょう。
それは終末のことも考えて行くのです。
冬という言葉はヘブライ語では「ホレブ」で満ち溢れるの意味であり、ギリシャ語では「ヘイモン」で雨が降る季節、悪い天候などの意味でもあります。
苦しみは冬に例える場合もあります。冬は危ないことが
多い季節でもあります。創世記8:22節「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも寒さも暑さも、夏も冬も昼も夜も、やむことはない。」ここでも冬は試練を意味している。
特にマルコ書には13:18節「このことが冬に起こらないように、祈りなさい。」人類の冬は終末であります。
世の終わりが来ることです。マタイ16:3節「朝には『朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ』と言う。このように空模様を見分けることは知っているのに、時代のしるしは見ることができないのか。」これはイエス様が私たちに語っているのです。時代のしるしを分別する必要を協調
しています。今、私たちが人類の冬の時期を過ごしているかも知れません。特に昨年と今年は全世界が同時に苦しんでいました。この冬の時間をどのように過ごして行くのかは信仰者の選択であります。