私たちの救い主
詩編 18:1-5
詩篇18編の構造は1-3節には勝利の根源は神様とダビデ自身の関係を色々の例えを用いて表現しています。
4-28節は神様の救いの歴史に対する描写、義を行う人に対する神様の義の報いを歌っています。29-50節はダビデ自身の
勝利と敵の滅びが神様の救いの技によるものであると告白、それによる感謝と賛美をしています。
2節「主よ、わたしの力よ、わたしはあなたを慕う。 」、このような告白は詩篇によく出てくるダビデの告白でも
あります、ダビデは多くの敵から救われた経験、サウロ王から
逃れる時、神様の御業による救いの力を賛美するであります。
当然、ダビデはこのように賛美する値打ちがある経験者でした。3-4節「主はわたしの岩、砦、逃れ場わたしの神、大岩、避けどころわたしの盾、救いの角、砦の塔。 ほむべき方、主をわたしは呼び求め敵から救われる。」、ここでダビデは神様の救いを色々な言葉で表現しています。6節「苦難の中から主を呼び求めわたしの神に向かって叫ぶとその声は神殿に響き叫びは御前に至り、御耳に届く。」ダビデは神様に救いの祈りを捧げ、その祈りに
神様は答えて下さいました。このようにダビデは祈れば神様は必ず聞いて下さるお方であることに確信があります。
ですからダビデは大胆に敵に向かって進めることが出来ました。8節「主の怒りは燃え上がり、地は揺れ動く。山々の基は震え、揺らぐ。」、14節「主は天から雷鳴をとどろかせいと高き神は御声をあげられ雹と火の雨が 続く。」神様が生きておられることに確信がある信仰。
ダビデのように私たちも確信のある信仰を手にして行きましょう。十字架の恵みを忘れない信仰者になりましょう。
永遠に滅びるしか出来ない私たちを救って下さり、神の国に
入れさせてくださる恵みを感謝する信仰が今一番大切なことではないでしょうか?この世のどんなものに比べることが出来ない十字架の恵みを忘れないようにいつも覚えて祈りましょう。
ハバクク書2章14節「水が海を覆うように大地は 主の栄光の知識で満たされる。」今が恵みの時、救いの時であります。