主は心の中心を見ておられる
サムエル(上)16:6-7
サムエル(上)8章からはイスラエルは神様に自分たちを導く王を立てて下さるようにと要望していました。
その願いを神様はお聞きになり、預言者サムエルを通してサウルに油を注ぐように命じました。
サムエル(上)16:17節「しかし、主はサムエルに言われた。「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」1.神様の御心にかなうには、心の中心がどこにあるのかを問われます。
神様は人間の才能や知識より真実さを見ておられるのです。マタイ23章には主イエスはパリサイ派に向かって7回も「偽善者」である言われました。
サムエル(上)12:24節「主を畏れ、心を尽くし、まことをもって主に仕えなさい。主がいかに偉大なことをあなたたちに示されたかを悟りなさい。」
ヨハネの黙示録19:11節「そして、わたしは天が開かれているのを見た。すると、見よ、白い馬が現れた。それに乗っている方は、「誠実」および「真実」と呼ばれて、正義をもって裁き、また戦われる。」主は「誠実」および「真実」のお方です。テモテ(第一)1:19節
「信仰と正しい良心とを持って。ある人々は正しい良心を捨て、その信仰は挫折してしまいました。」
ローマ9:1節「わたしはキリストに結ばれた者として真実を語り、偽りは言わない。わたしの良心も聖霊によって証ししていることですが、」
2.心の中心が神様の御心にかなう人には真実があります。列王記(上)14:8節「ダビデの家から王国を裂いて取り上げ、あなたに与えた。しかし、わが僕ダビデがわたしの戒めを守り、心を尽くしてわたしに従って歩み、わたしの目にかなう正しいことだけを行ったのとは異なり、」、歴代記(上)29:17節「わたしの神よ、わたしはあなたが人の心を調べ、正しいものを喜ばれることを知っています。わたしは正しい心をもってこのすべてのものを寄進いたしました。また今、ここにいるあなたの民が寄進するのを、わたしは喜びながら見ました。」
神様は私たちの心を中心を見られることは真実を見ることでありましょう。心の清い信仰者となりましょう。